突然ですが、ネパリ・バザーロってご存じですか?ベルダというオンラインショップも運営されています。
当店ではこちらのアップルジンジャーエールのスパイスや紅茶を利用させていただいてます。スパイスはりんごジュースとの相性抜群。紅茶も香りが高くて美味しいです。友人からのプレゼントで知ったのがきっかけで、少しですが、お店でも取り扱ってます。
また、冬の定番・手編みのニットソックスは毎年大人気ですね。カラフルな色使いは個性的で何個もってても重宝します。当店では取り扱ってませんが、ネパリさんで大人気なのは、お洋服です。日本でデザインされたお洋服をネパールの工場で素材から縫製方法まで相談しあいながら作り、適正価格で取引するフェアトレードという方法でネパールを支援されています。何度かお洋服を買ったことがあるのですが、ふんわりとした肌触りの着心地のいいお洋服ばかり。色やデザインもオシャレなのです。おいものせかなさんなどでお取扱いされてると思いますので、気になる方はぜひオンラインショップをご覧になってくださいね。
そんなグローバルな活動をされてきたネパリバザーロ、実は東日本大震災後、ずっっと岩手を応援してくださってました。陸前高田、野田村、久慈…。人とのつながりがきっかけだそうですが、今も被災地商品を利益度外視で販売されています。また、胆沢のファーメンステーションで作られたエタノールを使い、陸前高田の椿油やゆずを使ったオリジナルのスキンケア商品「Kune」まで開発されました。どこまでも手作りで、安全で、どこまでも人のため、誰かの笑顔のためにモノをつくって販売して…を続けられている会社です。
そんなネパリパザーロの代表、土屋春代さんが、ある日突然、ミズサキノートに遊びにいらっしゃいました。ちょうどヒマな時間帯ということもあり(苦笑)ゆっくりお話させていただきました。入ってこられた瞬間からどこかでお会いしたことがあったような、不思議なオーラを感じさせる方でした。「わ〜!やっとこれました、はじめまして、私ネパリバザーロの土屋と申します。」まさかお一人で、ふらりといらっしゃるっような方ではないと思っていたので、私はビックリ(ぎょっと)した顔だったと思います。突然のゲストに戸惑いつつ、いつも通りのカフェ、いつもどおりのメニューでおもてなしさせていただきました。
土屋さんとの二人きりのお話は、体に染みいるお話でした。
感動で体がほてりました。笑。興奮してたのかな…。
土屋さんは海外でも国内でも、どこへでも歩き、直接生産者や作り手さんとお話して、納得のいくモノ作りをしてこられています。その活動報告もそのまんま、隠さずにお知らせしてくださいます。(こういうことも大変な作業なのだと思うのです)どうしてそこまでできるんだろう?どこからそのエネルギーが沸いてくるのでしょう?…そのまま伺いました。
------海外や国内(被災地)でのモノ作り、大変ですよね?
「モノ作りの大変さはもちろんあるのだけれど、海外でも国内でも、人とのつながりを築くのは大変です。言葉の違い、イメージの違い、信じてもらえるまで、こちらの意思が伝わるまで、何度も何度も足を運びます。」
------どうしてそこまでできるのでしょうか?
「助けを必要としているし、元気になってもらいたい。だけど、単純な寄付という一方通行の関係では、いずれ廃れてしまう。それを仕事という形で協力して持続できる支援をしていきたい。何より、私達がその土地の食べものやモノに惚れ込んで、日本中のみなさんに紹介したいと思ってるから頑張れる。一つの商品をみなさんの元に届けられるようになるまで、ものすごく時間がかかるけれど、それは長く長く愛してもらえるための必要経費。みなさんに喜んでもらうことで、お買い物してもらうことで、また頑張れるのです。」
もう、私の心の中では「すごすごる…」を連発してました。他にもいろんなお話させていただきましたが、この言葉が常に心にあって、いつか私も誰かをモノ作りで笑顔にできる人間になりたいと思いました。まずは、買い物することから。できることからはじめています。
話が長くてすみません。そんなネパリ・バザーロが9/17-18で陸前高田ツアーを開催されます!椿の実の収穫と稲刈りツアーです。水沢江刺駅集合で、いろいろ寄り道して、江刺の星座の森で1泊、2日目に陸前高田へ行き、一関駅で解散、というスケジュールです。近場の方もご参加◎です!もしお時間ありそうでしたらあと数名だったら大丈夫そうですよ。
私は星座の森のコテージでの交流会でお出しする「おやつ」を担当させていただくことになりました。りんごのおやつを2種類、お持ちします。
その日、息子の新人戦なので、ギリギリの到着になるかもですが、できるだけ直接納品できるようにしたいなと思ってます。




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